- garden of silence -
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ちかごろは自分の親世代、もしくはそれより上の年齢の人がワークショップに参加してくれたり、蝋燭を見たと言って直接注文をくれたりする。僕が作る案内は文字も小さく、連絡先も分かりにくいので、連絡ひとつするのもさぞかし苦労されただろうと思う。以前は、自分の感性なんか分からないだろうと思っていた世代の人達が、見て、触れて、聞いてくれている。自分のことを伝えよう、伝えようとしているうちに、相手のことを伝えてもらっていることに気が付いて、ぼくはあらためて自分を知ることになる。たかだか蝋燭を作るということのなかで人間同士のふくらみに得難い時間が生まれることがある。ものを作るということは、孤独な作業ではなく、交流そのものだということを教えてもらった。またそれをどうやって返そうか、誰に伝えようか。そうやって循環して行くのかな、と思う。

 

 

日々のこと - -
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