- garden of silence -
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舞台・なにものでもなきものたち、終了しました。

普段見ている世界を顕微鏡で覗き込んで、細胞を抽出していくような作業によって、"舞台・なにものでもなきものたち"は出来上がっていきました。例えば、ひとりの男の表情を暗闇に浮かび上がらせようと思ったら、顔の近くに光源を持っていかなくては行けない。一番自然な状況はタバコに火をつけることで、マッチの火が表情を照らす効果を用いること。そうなると男はタバコを吸う習慣があって、そういった時間感覚を持っている男が作る物はどんなものに成り得るか、、、。タバコに火をつける時の間や、そのときの音はどうであるべきか、、、その景色によって何を伝えたいのか、、。こういったことの連続で、宮武史郎さん、権頭真由さん、僕の三者が関わっていく物語が浮かんでは沈みを繰返し、出来上がっていきました。ぼくの制作のテーマである神話的要素を孕みつつ、ひとりの作家の作業場での淡々とした日常風景を描いてみたいと思いました。これは自画像でもあり、広く他者に繋がっていく可能性をもった、個人を超えた表現にしたい。その思いが舞台という形式になりました。また次に繋がっていくと思います。見届けてくれた方々に感謝します。

 

”作品展・なにものでもなきものたち”は会期を延長して、normのサブスペースでもあるホワイトルームにて、合計20点ほどでのミニマムな展示を行っています。僕と宮武史郎さんの作品がより呼応する展示となっています。会期は2月中旬までを予定しています。ご覧頂けたら幸いです。

 

norm

www.norm-s.jp

 

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